山口県長門市と下関市を結ぶ山陰道の建設整備を進めている期成同盟会の総会が下関市で開かれました。

総会には下関市の前田晋太郎市長や長門市の江原達也市長らが出席しました。

会では昨年度の決算報告のほか、今年度の事業計画が示されました。

山陰道は下関と鳥取を結ぶおよそ380キロで、整備が進められています。山口県内では延長およそ110キロのうち20キロほどがすでに開通しています。

ほかの県よりも遅れていますが、山陰道の区間にある「俵山・豊田道路」と「三隅・長門道路」は着実に事業が進んでいるということです。

山陰道長門・下関建設促進期成同盟会会長 前田晋太郎 下関市長
「俵山・豊田道路のその先にこの小月インター、中国自動車道に向けてどう接続するのかということが、次の大きな大きな課題となりますから、これに向けてわれわれ期成同盟会、心をひとつにして国に要望していく」

同盟会では国に要望を続けながら、着実に整備が進むよう連携することを確認しました。