「古古米は正直食べたことがない…」
コメ価格が高止まりする中で、小泉大臣に対してはどんな感情を抱いているのでしょうか?
(小川社長)
「私たちが思うのは、安定供給・価格の安定をいちばん求めている。価格が高騰したり、物が入ってこなかったり、そういったことは死活問題。その改善をいちばん期待している」
小泉大臣が掲げた「備蓄米5キロ2000円」。小売店の立場で現実的と思うかどうかを聞きました。
(小川社長)
「備蓄米を直接小売店に卸すなら可能だと思う」
一方で、大きな「不安」が。
(小川社長)
「2022年産のコメになってくる。古古米です。正直私も食べたことがない」
(大石)
「おコメ屋さんでも食べたことがない?」
(小川社長)
「食べたことがない」

「選挙もありますし…いろいろ事情があるのかと」
古々米は適切な環境で保管されていても、新米と比べるとパサついたりつやがなくなったりするといいます。そして味については。
(小川社長)「酸化していくのでコメの味が落ちやすくなる」
おいしいブランド米にこだわり続けてきた老舗です。これから備蓄米を店頭に並べるつもりはあるのか尋ねると…。
(大石)「そのままで売れますか?」
(小川社長)「そこなんですよね…。食べてみないとわからない」
どうしても気になる「味」。自らを“コメ担当大臣”という小泉農水大臣の今回の一手は、業者や消費者を救うものになるのでしょうか。小川社長は最後に。
(小川社長)
「政治的のことなので、選挙もありますし…いろいろ事情があるのかなと」
