全員がはかま姿で札を取り合う、かるた大会が長野市で開かれました。

大会は若者に和装を着る機会を作り、競技かるたの人口を増やそうと、長野市の呉服店「たちばな」と県かるた協会が開催しました。

長野県内各地で行われた予選には小学4年生から大学生までの102人が出場。

25日は予選を勝ち上がった31人が、トーナメント方式の決勝に挑みました。

神経を研ぎ澄ませる出場者。

上の句が読まれると一斉に札へと手を伸ばすなど、熱戦を繰り広げました。

(参加者)
「緊張してすごく気が引き締まりました」
「(はかま姿で)強くなった気分になる。
(かるたの魅力は)日本の文化を継承できていることだと思う」

大会は2025年で3回目で、優勝者には着物が贈られました。