青森県内で去年1年間に山菜採りなどで発生した遭難事故は32件で、このうち半数以上が5月と6月に集中していることが分かりました。

青森県のまとめによりますと、去年青森県内で起きた山菜採りなどでの遭難事故は32件、死者・行方不明者は2人でいずれも前の年から減少しました。

遭難事故をシーズン別でみると、全体の7割以上が春のシーズンで、このうちタケノコ採りに入る人が増える5月は最多の12件、6月も6件となっていて、この2か月で年間件数の5割以上となっています。

青森県は、気象情報を確認した上、入山前には家族などに行き先や帰宅時間を伝えるとともに、山に入る際は食料や携帯電話などを持ち歩くよう呼び掛けています。