頬が赤くなる感染症「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」、いわゆる「リンゴ病」の患者が熊本県内で増えています。

「リンゴ病」は、感染すると微熱やせきなどの症状がみられた後に、両頬に赤い発疹ができるのが特徴です。

また、妊婦が感染すると、胎児にも影響し流産のリスクが高まるため注意が必要です。

県によりますと、今月18日までの1週間に指定された医療機関への報告数は38人で菊池保健所管内では警報レベルに達しています。

今年の感染者数は281人で去年の同じ時期の15倍以上です。県は、こまめな手洗いやマスク着用などの対策を呼びかけています。