山火事などの大規模な火災の発生に備えて、宮城県山元町で24日、林野火災を想定した消火訓練が行われました。
山元町の小平地区で開かれた訓練には、消防や警察、自衛隊など23の機関からおよそ170人が参加しました。

訓練は、山の斜面で火災が発生したという想定で、初期消火やドローンによる上空の偵察、消防のヘリコプターから水を投下する散水の訓練などが行われました。

県消防課 黒澤昭夫総括課長補佐:
「大船渡で発生した大規模な林野火災を受け、空中消火の受援態勢の重要性から、仙台空港に設置したレッドエプロンに各機関のヘリコプターを集結させる訓練をしています」

県では、山林でタバコの投げ捨てなど、火災につながる行為は絶対にしないよう呼びかけています。