活躍が期待される研究者やスポーツ選手らを支援する「山陽放送学術文化・スポーツ振興財団」による助成金の授与式がきのう(23日)開かれ、学術研究・スポーツ振興の各部門であわせて14人と1団体が選ばれました。

財団は社会科学やスポーツなどの様々な分野で将来性のある研究や個人に、毎年助成を行っています。今年度、学術研究部門では幼児の「パターン認識」に注目した認知的成長の研究を行った中国短期大学福澤惇也さんら6人が選ばれました。

(中国短期大学講師 福澤惇也さん)
「未開拓な分野ということでなかなか認められないところも多かった中で、今回このような形で光を当てていただいたことは次の一歩に進んでいいんだと実感できて嬉しかったなと思います」

またスポーツ振興部門では、去年の世界ソフトテニス選手権男子シングルスで優勝した上松俊貴選手ら8人と1つの団体が選ばれています。

財団からはこれまでに804件・3億3,095万円の助成金が贈られています。