新潟の農業と漁業が抱える共通課題に協力して取り組もうと、協同組合が県内で初めてタッグを組みました。

色とりどりの野菜や果物、鮮度抜群の南蛮エビなどの、新潟が誇る農産物や水産物をさらにPRしようと“地域連携協定”を結んだのは、新潟市農業協同組合(JA新潟市)と、新潟漁業協同組合(JF新潟)です。

組合員の高齢化や後継者不足、そしてPR不足という共通の課題を抱えるなか、タッグを組むことでそれぞれのネットワークや特産品を活かし、農業と漁業とをあわせて盛り上げたい考えです。

【JA新潟市 長谷川富明 組合長】
「こんな素敵な漁業者と農業者がいるんだとアピールして、後継者拡大につなげていきたい」

【JF新潟 土屋貞男 組合長】
「農業関係者の力も借りながら、魚でも新潟県を元気にしていきたい」

JA新潟市とJF新潟では今後、新たなイベントを企画するなどして地域の活性化にも貢献したいとしています。