駐車場の予約枠転売で羽田空港が対策

南波キャスター:
相次ぐ転売に対して対策しているのが羽田空港です。

羽田空港の駐車場は、約800台が事前に予約可能で料金は1000円です。

これを高い額で転売する行為もあり、運営会社に1万8000円で売られていたと苦情が入ったこともあるそうです。

これまでは、駐車場予約をした後も登録した車両ナンバーを変更できるシステムでした。しかしゴールデンウイークなど、高額で転売されたため、6月1日以降には、予約後の車両ナンバーの変更禁止になります。

不正な転売行為は、罪に問えるのでしょうか。「チケット不正転売禁止法」というものがあります。

スポーツや音楽などで、席が指定されているもの、あるいは名前を確認されるようなものに関して、定価を超える値段で指定席を繰り返し転売することなどで、罪に問われる可能性があります。

1年以下の懲役、又は100万円以下の罰金、又は両方という罰則があります。

本当に行きたい人、欲しい人になかなか行き渡らない実情もあり、2019年から施行されました。

山内あゆキャスター:
コンサートのチケットなどは、みんな欲しいですし、抽選に外れる人も出てきます。公式のサイトがちゃんとリセールを扱えば、行けなくなった人のチケットを行きたい人に渡すことができると思うので、運営側もいろいろ工夫はできそうな気はします。