なぜか5月に最も多くなるという子どもの転落事故。なぜ5月に多くなるのか、その背景には一体何があるのか?また、どう対策をすればよいのでしょうか。

5月が最多子どもの転落相次ぐ…今できる対策は

高柳光希キャスター:
子どもの転落事故について、東京消防庁管内の2020年~2024年の5年間のデータによりますと、5歳以下が救急搬送された件数は、5年間で合わせて63件となっています。そのうち最も多いのが5月で16人となっています。

なぜ5月が多いのでしょうか。

TBS報道局社会部 秋山瑞貴 記者:
東京消防庁の担当者によりますと、「5月は気温が上昇するが、エアコンをつけるほどではなく、窓を開ける機会が増え、親が目を離した隙に事故が発生するのではないか」ということでした。

高柳キャスター:
5月は暑くなってきて、エアコンをつけるか迷うこともあると思います。対策としてはどんなことが考えられますか。

TBS報道局社会部 秋山記者:
東京消防庁は、▼窓やベランダの手すり付近に足場となるような物を置かないこと、▼子どもの手の届かないところに補助錠を設置するなどの対策を呼びかけています。

高柳キャスター:
蓮見さんはお子さんが3人いますが、ヒヤリとしたことはありましたか。

蓮見孝之キャスター:
子どもが3歳~4歳くらいの時、寝ていると思って一瞬目を離したら、いつの間にかベランダに出ていたということがありました。台はなかったんですが、エアコンの室外機がベランダにあったので、ヒヤリとしました。