出水期を前に、大雨に備える施設が整備されました。
2018年の台風24号の際、広範囲で浸水被害を受けた宮崎市高岡町に、雨水を川に排出するポンプ場が完成しました。
宮崎市高岡町に完成したのは、川原雨水ポンプ場です。
23日の式典には、清山市長や県の関係者など、およそ30人が参加し、関係者によるテープカットが行われました。
2018年、県内で甚大な被害をもたらした台風24号。
特に、高岡町五町の川原排水地区では内水氾濫が発生し、18ヘクタールが水に浸かり、57戸の住宅が浸水被害を受けました。
こうしたなか、宮崎市はおよそ21億円をかけてポンプ場を整備。
施設は大淀川と雨水排水路が合流する地点にあり、1秒間で5トンの水を大淀川へ排出するということです。
(五区自治会 渡部有加会長)
「子どもの頃から何度も台風の度に『今回は大丈夫かな、浸水はないかな』と心配しながら暮らしてきましたので、このような立派な施設を作っていただいたことで、今後はその心配がなくなるのかなと、大変嬉しく思っています」
市はポンプ場の整備により、住宅や道路の浸水被害を大幅に軽減できると期待しています。
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