青森県の陸奥湾を泳ぐ「野生のカマイルカ」を見つけて観察しようと、むつ市の小中学生が観光遊覧船で「イルカウォッチング」に出かけました。

「夢の平成号」に乗船したのはむつ市の脇野沢小中学校の子どもたち15人。この時期、陸奥湾を回遊するカマイルカとの出会いを目指します。

その瞬間が訪れたのは、出航から約30分後でした!

「いるいる!あっ!いた!」

水面に飛び出してきたのは、約20頭のカマイルカ。

草を刈る鎌に似た背びれは、先端が後ろに反っているとオスで、子どもたちは歓声をあげながら群れの様子を観察していました。

参加した小学生は
「きょうはカマイルカのメスの方が多くて、オスが少なかったです」

「夢の平成号」では、約9割の確率でイルカと遭遇できるということで、イルカウォッチングは6月15日まで実施されます。