環境省は1日、アマミノクロウサギの交通事故死が過去最多を更新したと発表しました。
アマミノクロウサギは奄美大島と徳之島に生息する国の特別天然記念物で、近年、交通事故死が問題となっています。
環境省によりますと、年間の交通事故死はこれまで奄美大島では去年の61件、徳之島では2018年の19件が最多でしたが、今年1月から9月末までに、奄美大島で68件、徳之島で21件確認され、それぞれの島で過去最多を更新しました。
マングースやノネコの防除によって、個体数自体が増え国道や県道でひかれるケースが増加したことが要因と考えられるということです。
野生動物の交通事故対策は、世界遺産委員会からも課題と指摘されていて、環境省は夜間の減速運転の啓発や、侵入抑制フェンス設置などを進めるとしています。
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