2023年から努力義務化された自転車ヘルメットの着用について、高知県内での2025年の着用率が2024年よりわずかに増加したことが県警の調査で分かりました。
県警は先週、県内12警察署管内の主要な道路で、午前7時半からの1時間、自転車のヘルメット着用率を調査しました。県内全体のヘルメット着用率は33.9%で、2024年より1.3ポイント上昇していますが、中高生などに限ってみると1.5ポイント減少しています。
12警察署管内のうち着用率が最も高かったのは、佐川警察署管内で88.1%でした。一方、最も低かったのは高知警察署管内で18%となっています。自転車のヘルメット着用は2023年4月から努力義務化されていて、県内の自治体などからヘルメット購入にかかる補助金も出ています。

県警は「万が一事故に遭った時、頭のけがは致命傷になる可能性が高いので大人も子どももヘルメットをかぶってほしい」と全世代に向けて呼びかけていく方針です。