カツオの入荷が本格化したことに合わせ、仙台市中央卸売市場で試食会が開かれ、仲買人らがカツオの味を確かめました。

若林区の仙台市中央卸売市場には、千葉県などで水揚げされたカツオおよそ16tが入荷しました。

入荷が本格化したことにあわせ開かれた試食会では、22日に水揚げされたカツオをふんだんに使ったタタキや竜田揚げなどが並び、仲買人らが旬の味を確かめました。

試食した人
「また食べたいくらいすごくおいしい」
「例年にましておいしい。赤身中心だけど脂がのり始めている」

2024年は2kgものが中心でしたが、入荷したカツオは4~5kg台が中心と大型になっているほか、脂ののりも良いということです。

23日の競りではほぼ例年並みの1kgあたり1,800円程度で取り引きされました。

仙台水産遠海部 本郷淳 部長
「今年のカツオはもちもちした身質で、とてもおいしい。刺身やタタキ、色々な料理にして食べてほしい」

卸売会社によりますと、6月中旬からは気仙沼港で水揚げされたカツオの入荷が本格化する見込みで、カツオの入荷は10月末まで続くということです。
