6月1日から、職場での熱中症対策が義務化されるのを前に、熊本労働基準監督署が企業向けの説明会を開きました。
説明会には、建設業の担当者など約40人が参加しました。

労働の安全に関する国の規則が改正され、6月から職場での熱中症対策が義務化されます。
会では、熱中症を早期発見し重症化を防ぐため、企業には体制整備の他、手順の作成が求められることが説明されました。

新門史章 熊本労働基準監督署長「早期発見、早期治療すれば命は助かる」
熊本労働基準監督署によりますと、2024年に県内の職場で、熱中症を理由に4日以上休業したのは25人で、過去10年で最多でした。
この企業向けの説明会は県内各地で開かれていて、6月9日は菊池市で予定されます。