大相撲夏場所は23日に13日目を迎え、ここまで12勝全勝の大関・大の里は大関・琴櫻を寄り切りで下し、2場所連続の優勝を決め、横綱昇進を確実なものにしました。

大の里(本名・中村泰輝)は石川県津幡町出身の24歳。
糸魚川市立能生中学校に相撲留学し、その後、新潟県立海洋高校に進みました。

日本体育大学時代には学生横綱・アマチュア横綱となり、卒業後に角界入り。
初場所から所要7場所での“史上最速優勝”も果たしています。

師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)以来、8年ぶりの日本出身の横綱へ。
年6場所制となった1958年(昭和33年)以降、初土俵から最速での横綱昇進を確実なものとしました。