海外に住む女性を名乗る人物からダイレクトメッセージでやり取りを重ねた大分市の50代の男性が、およそ3950万円をだまし取られました。
警察によりますと今年3月下旬、大分市内に住む50代男性のフェイスブックに海外に住む女性を名乗る人物からダイレクトメッセージが届きました。
男性はその後、LINEに誘導され、趣味についてやり取りを重ねるうち親近感を抱きました。そして「海外のファッションブランドを経営している。情報を特別に教えるので投資をしないか」と誘われました。
話を信じた男性は指定された口座に20日まで合計23回にわたり、暗号資産およそ3950万円分を振り込みました。
利益を出金しようとしたところ、手数料が必要といわれ、違和感を覚えた男性が、21日警察に相談し詐欺の被害が判明しました。
警察は「SNSで知り合った相手からの投資話は詐欺を疑ってほしい」と話しています。