ほおがリンゴのように赤くなる伝染性紅斑、いわゆる「りんご病」の患者が富山県内で大幅に増えています。

5月12日から1週間の報告患者数は前週より倍増し、1定点あたり4.57人になりました。6週連続で「警報レベル」の2人を超える状態が続いています。

伝染性紅斑は、特に5~9歳の子どもを中心に流行しますが、妊娠中に感染した場合、まれに胎児の異常や流産の恐れがあるということです。

主な感染経路は飛沫感染や接触感染で、県は手洗いやうがい、消毒などの感染予防の徹底を呼び掛けています。