「ご入金のみ」からの”幽霊党員” 納得のいく説明は一度もなく…
田畑議員を巡る政治とカネの問題。去年6月に開催予定だったパーティーの案内状に記載した「ご入金のみ」の項目が専門家から違法な寄付の呼びかけに当たると指摘されていました。
田畑裕明衆議院議員
「今回の未熟な判断に対しまして、心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

去年11月には無断・架空の党員登録問題が新たに浮上。

田畑議員が支援者にかけた電話のなかで、「献金」を「党費」に充てたとの発言が収支報告書の虚偽記入や不記載に抵触する可能性が高いと指摘を受けました。


田畑裕明衆議院議員
「調査の結果、合計262名分につきまして不適切な党員登録、党費の支払いが認められました」


田畑議員は、自民党員の無断または架空登録が262人だったことを公表。党費は親族が肩代わりし、親族が亡くなってからは父親が引き継いだと述べ、自身の関与は否定しました。

一方で、親族が党費を支払っていた経緯や記録といった客観的な証拠は示さず、報道陣からの質問が続く中、会見はわずか50分ほどで打ち切られました。

報道陣「田畑さん、納得いかないですよ!」

一連の騒動をうけて、自民党富山県連と市連はいずれも、田畑議員を常任顧問から解任。
