宮城学院女子大学の学内のサーバーがランサムウエアによるサイバー攻撃を受け、卒業生9人の個人情報が流出したことが分かりました。被害の全容は把握出来ていないということです。
学校法人宮城学院 佐々木哲夫理事長:
「このたびはご迷惑ご心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」
大学によりますと今月12日、職員が学内のサーバーが停止していることに気が付きました。大学は身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃と判断し、すぐにネットワークを遮断しましたが、19日、卒業生の個人情報が添付された脅迫メールが届いたということです。
添付されていたのは、2019年頃に広報取材に協力した大学と大学院の卒業生9人の氏名や住所、電話番号などで、今のところ二次被害は確認されていません。
調査中のため被害の全容は把握できていないということです。
学校法人宮城学院 本田辰雄常務理事:
「ネットワークが遮断されたことにより、私たちが業務上使っているファイルにもアクセスできない状況。どこまで、どのデータにどのくらいの被害があるかは調査中」
大学は専門業者に依頼し原因究明を急いでいるほか、警察が捜査を進めています。