四国遍路の世界遺産登録を応援しようと大手飲料メーカーが四国地方限定でお遍路デザイン缶の販売を始めました。
大手飲料メーカーのサントリーから販売されたノンアルコールビールの限定デザイン缶です。7回目となる今回は、第31番札所「竹林寺」の五重塔や大師堂がモチーフになっています。この取り組みは四国遍路の保全活動を支援し、世界遺産登録を応援しようと2019年から行っていて、販売本数1本につき1円が「四国遍路世界遺産登録推進協議会」に寄付され、遍路道の整備などに使われる予定です。
20日はメーカーの担当者が濵田知事に販売開始を報告。高知の札所がデザインに選ばれるのは4年ぶりで、2つ建物が描かれるのは今回が初めてだということです。
(サントリー酒類四国支社 高梨明治 支社長)
「(飲んだ時に)デザインを見て、これ(ノンアルコールビール)を飲んで、少しでも地熱や盛り上がりを感じていただくとともに、自分事として少しでも地域に貢献できる、世界遺産登録に貢献できているという思いを少しずつ持っていただければすごくうれしいと思います」
デザイン缶は20日から量販店などで購入でき、一か月ほどの限定販売を予定しているということです。