女性アスリートや運動部の生徒たちにとって、月に一度やってくる生理がパフォーマンスに影響することは少なくありません。
なでしこリーグでプレーした元サッカー選手は、自らの経験をもとに、スポーツ用の生理用品を開発しました。
「我慢」を当たり前とせず、少しでも快適にスポーツに打ち込めるように、今、様々な製品が開発されています。
「今でこそ笑い話にできるけれど・・・すごく恥ずかしかった」

元サッカー選手の下山田志帆さん(30歳)。
今年3月、福岡県内の高校で講演しました。


下山田志帆さんは、日本のなでしこリーグや海外のチームでプレーした経験があります。
この日運動部に所属する女子生徒たちに話したのは、自身の経験談を交えた「アスリートと生理」の話でした。

元サッカー選手 下山田志帆さん
「本当に生理痛がひどくて。特にめちゃくちゃひどかったのがなでしこリーグでプレーしている時。試合中にナプキンを落とした経験が3回あって、足をひらいた時にボクサーパンツの端から生理用品が落ちたんですよ。シュートも止めないといけないけれどナプキンもとめないと、と思って。今でこそ笑い話にできるけれど本当に恥ずかしかった」