スマートフォンの安全な使い方を学ぶ教室が20日、宮城県柴田町の中学校で開かれ、生徒たちがインターネットの危険性について学びました。

柴田町の船岡中学校で開かれたスマホ・ケータイ安全教室には、全校生徒およそ400人が参加しました。

教室では、KDDIの池田清さんが講師を務め、実際にインターネットを使って起きた3つのトラブルをスクリーンで紹介しました。

このなかでは、勝手に人の写真をSNS上に投稿し、それを見た本人が書き込んだ人を特定し報復を受けたケース。

闇バイトに応募し、犯罪に巻き込まれたケースなどが紹介され、生徒らは改めてルールを守る大切さを学んでいました。

中学3年生:
「SNSとかで投稿とかもしますし、ラインとかで友達とやり取りとかもします。一回立ち止まって何が起こるかを考えて、先を考えながら使っていきたい」

中学3年生:
「使い方ひとつで、自分や周りの人を傷つけてしまう怖い一面があることを学べました」

講師を務めた池田さんは、「もしトラブルに巻き込まれそうになったら、一人で抱え込まず、早めに保護者や先生に相談してほしい」と話していました。