地元の農家に教わりながら泥まみれになって挑戦しました。宮城県丸森町の小学生が21日、田植えを体験しました。
田植えを体験したのは、丸森町立丸森小学校の5年生57人です。児童たちは広さ8アールの田んぼに素足で入り、農家の手ほどきを受けながら15センチほどに育ったコシヒカリの苗をていねいに植えていきました。

児童たちは泥まみれになりながら、間隔が一定になるように、青々とした苗を植えていきました。
児童:
「ドロドロになったけど達成感はある。お米ができたらみんなに食べてほしくて、それだけを考えてやってた」

児童:
「いま米が高くなっているので、私たちが作った米をたくさんの人に食べてもらえるとうれしい。丸森のタケノコと一緒に混ぜて食べてみたい」

丸森小学校では、毎年、田植えから収穫までの作業を体験し、米作りの大切さを学んでいます。児童たちは今後イネの生育を観察し、10月には稲刈りをしてみんなで味わうということです。