子どもたちに建設業の魅力について知ってもらおうと、高知県安芸市の河川敷で体験学習が行われました。
この体験学習は安芸市の建設会社・梶原(かじはら)建設が子どもたちに建設業の魅力を知ってもらおうと企画し、井ノ口小学校の5年生と6年生29人が参加しました。将来就く仕事の選択肢の一つとして考えてもらいたいというのが狙いで、子どもたちは午前中、学校で建設会社の仕事などを学んだ後、安芸川の河川敷に移動し、実際に建設現場で使われている重機の操作を体験しました。

クレーン車に乗って物をつるす部分であるフックを上下に動かしたほか、ICTを導入した掘削作業で使う機械に乗り、タブレットを見ながらアームを動かしたり、測量や空撮などで活用するドローンの操作を体験したりしていました。

(児童)
「普段触れないものとかを触って楽しく学べて楽しかった」
「特にクレーンが楽しかったです」
「なかなかない貴重な機会でたくさん(操縦を)できて良いなと思いました」

子どもたちは学習を通して建設業の仕事について学ぶことができたようです。
(梶原建設 小松菖武 課長)
「ニコニコしている子もおったり、ちょっと怖がっている子もおったり、楽しんでもらえていたら良いです」
(Q.やりがいを感じるときは?)
「自分が通ったときに、ここやったなとか見るときかな。やりよって良かったなと」

梶原建設は2026年も同じ時期に小学校で体験学習を行う予定です。