今月17日と18日に行われた「仙台・青葉まつり」には、2日間で90万8000人が訪れて、初夏の杜の都は熱気に包まれました。その祭りには、高校生や大学生がボランティアとして多く参加しました。伝統の祭りを陰から支える若い力の思いとは。

のべ600人の学生ボランティアが活躍

5月18日の本まつり。メイン会場の西公園は大勢の人でにぎわいを見せていました。

エコステーションのボランティア

会場のエコステーションでゴミの分別作業にあたっていたのは、10代や20代前半の若いボランティアです。
実は、青葉まつりには2日間でのべ600人ほどの高校生や専門学校生、大学生らがボランティアとして参加していて、パンフレットの配布や会場の警備、インフォメーションコーナーでの案内などを行いました。

大学生のボランティア
「友人に誘われたのがきっかけで応募しました」

高校生のボランティア
「青葉まつりに来たことがなくてきょうボランティアで初めて参加した。とても雰囲気が良くて、すずめ踊りの良さも多くの人に伝わると思う」

こうした学生ボランティアを取りまとめているのが、去年立ち上げられた仙台・青葉まつり協賛会の「学生部会」です。