2026年4月から自転車の交通違反の取り締まりが強まることを見据え、警察官たちが自転車の安全運転を呼びかけました。

熊本城おもてなし武将隊「兜(ヘルメット)の緒(ひも)を締めて出発!」

20日朝、熊本市のJR新水前寺駅の駐輪場で、熊本東警察署の警察官などがチラシを配り、自転車の交通ルールを守るよう呼びかけました。

来年(2026年)4月からは、自転車の交通違反に反則金が科されることになっていて、この活動はそれを見据えて行われました。

熊本東警察署交通一課 西村一紀課長「見通しが悪い交差点では徐行と安全確認の徹底をお願いしたいと思います」

また、周辺では、来年から反則金の対象となる自転車の逆走や一時不停止の取り締まりも行われました。

熊本県警によりますと、自転車事故による けが人は減っているものの、乗用車などが絡むすべての事故に占める自転車事故の割合は高い状態が続いているため、注意を呼び掛けています。

▼自転車事故のけが人(乗用車が絡む交通人身事故に占める自転車事故の割合)
2024年 435人(15.2%)
2023年 504人(16.1%)
2022年 511人(15.3%)