世界遺産に登録されている青森市の「三内丸山遺跡」で、今年度の発掘調査がはじまりました。
19日は、三内丸山遺跡の発掘作業員が、丁寧に砂や土を取り除く作業に当たりました。
33年目の参加 渡邊ひとみさん
「毎回来るたびに、また『新しい発見』や『いいもの』が出てくるのでは?という期待があり、今年もわくわくしながらやっている」
発掘調査は、集落の全体像や生活環境を解明するために1992年度から行われていて、観光客も調査の様子を間近で見ることができます。
観光客
「こういう作業に自分も参加してみたいと思う。このあと、どんな風に発掘されたか経過を知りたい。楽しみにしている」
「現代と対比して知ることができるのが面白いのではないか」
2024年の調査では、地面を掘り込んで作られる墓や土器も見つかりました。
遺跡では7月以降、発掘調査の体験会などが予定されています。