校舎に侵入した刃物を持った不審者に対応するための訓練が19日、佐賀県基山町の小学校で行われました。

19日午前、基山町の基山小学校で行われた不審者対応訓練には、児童や教職員およそ850人が参加しました。

訓練は刃物を持った不審者が1階の教室にベランダから侵入したという想定で行われました。

不審者役
「なんかこらぁ」

学校関係者
「事務室にご案内します」

児童は廊下に避難し教職員は刺股やほうきを使って不審者を制圧する手順を確認しました。

児童
「静かに行動して自分の命を守りたい」

基山小学校 中村友香教諭
「机とか椅子とかを使って、できるだけ距離を離したり、間を取ったりっていうことを心掛けました」

5月8日、東京都で小学校に男2人が侵入し教職員に暴行を加える事件が起きたことからこの小学校では、初めて網で不審者の動きを抑えるネットランチャーを使った訓練も実施されました。