熊本県北部を流れる一級河川の菊池川で、梅雨を前に危険な場所を見て回る、合同巡視が実施されました。

19日午前に行われた合同巡視には、九州地方整備局の他、熊本県や流域の自治体が参加し、堤防や重要水防箇所などを確認しました。

九州地方整備局によりますと、菊池川流域で12時間の総雨量が545ミリを超えた場合、山鹿市では最大7.6メートルの高さまで浸水する可能性があるとされています。
そのため、菊池川には、洪水に特化した危機管理型水位計が設置されていて、パソコンやスマートフォンから氾濫の危険度を確認できるので避難の参考にしてほしいと話しています。