7年前の西日本豪雨など、水害が繰り返し発生している愛媛県大洲市の肱川で、大規模な水防演習が行われました。

水防演習には、肱川を管理する国土交通省をはじめ、流域の大洲市と西予市、それに愛媛県や警察、自衛隊など25の機関からおよそ700人が参加しました。演習は、台風による大雨で水位の上昇が続き、のちに氾濫するという想定で進められ、住民を避難させたり住宅や車に取り残された人を救出したりする訓練などが行われました。
会場には中野洋昌国土交通大臣が訪れ、堤防に土のうを積む水防工法などを視察しました。