釈放され大統領へ ウルグアイ経済平均5.4%の成長を実現
1985年、ウルグアイに民主主義が戻るとともに釈放されたムヒカ氏は、政治の道へと進んで国会議員となり、2010年に大統領に就任したのです。
最低賃金の大幅な引き上げや低所得者の支援策などに力を入れ、在任中、ウルグアイ経済は平均5.4%の成長を記録し、貧困率は低下。失業率も低水準に保たれました。

また、再生可能エネルギーの普及も進め、ウルグアイでは現在、風力や太陽光などの再生可能エネルギーで電力需要のほとんどを賄うことができる、世界でも数少ない国の1つとなりました。