プーチン大統領の本音は?核兵器を『使う?』『使わない?』

ーー国内外の有識者を集めた会議では「核兵器を使用する意味はない」「核兵器が存在する限り、使用リスクは常にある」などプーチン氏の発言に変化があるということでしょうか?「実はプーチン大統領は『核兵器を使用することに意味はない』と発言したことに対して、アメリカのバイデン大統領が『本当に使う気がないなら、核兵器という言葉を持ち出すな、信じられない』という話が出てきました」
ーー以前は核の使用も辞さない趣旨の発言をしていましたね?
「ロシアの主権が侵害されるなら、核兵器の使用も考えるぞと言ったばかりなんですね」
ーー今後より寒さが増すことで戦況に大きく影響しそうですか?
「そうですね。最終的に核を使うんじゃないか、プーチン大統領の本音がどこにあるのかがみんな心配になると、プーチン大統領の言動に注目が集まるという方向に、プーチン氏自身がそういう戦略で動いてるのかなと考えられます」
ロシア国内で「反戦機運」高まる 50%以上が和平交渉開始望む調査結果

ーーロシアの独立系世論調査機関「レバダ・センター」の調査ウクライナとの和平交渉開始を望む声が48%から10月になって57%増加し、初めて過半数を超えたということです。この数字はどう見たらいいんですか?
「何とか今の侵攻をやめてほしいと。最新の情報だと47%の回答者が『気分が暗い気持ちになっている』という調査結果も出してんですね。これからロシアでは陽が短くなって、ー5、-6℃という寒い中、暗い気持ちになり何とかして和平交渉を開始してほしいという声が膨らんできてるわけですね。それほど、ロシア全体で反戦機運が高まってきているんですね」














