佐賀県は16日、公共施設で使われているプレハブの使用料を支払っていなかったと発表しました。
このプレハブは建築確認を受けていませんでした。

佐賀県農林水産部 森隆幸 副部長「大変申し訳ございませんでした」

佐賀県によりますと、不適切な事務処理があったのは2022年10月に完成した多久市の佐賀県高性能食肉センターの関連工事です。
センターの整備事業の中で、食肉関係の団体が一時的に入っているプレハブの使用料を工事が終わった後も工事費として支出していました。
また、プレハブのレンタル業者と契約せずに使用を続け、今年3月までに90万円あまりの使用料が未払いになっています。
さらに、このプレハブは、建築基準法に基づく建築確認手続きを行なっていなかったことが判明しました。

佐賀県は「職員の関連法令などに対する理解が不足し、上司も指導・監督をすべきだった」としています。