青森県むつ市では、動物の出産シーズンを迎えていて、「赤ちゃんザル」や「子ヤギ」の愛らしい姿が訪れた人を楽しませています。

元気な鳴き声をあげたのは、むつ市の「斗南丘牧場」で誕生した子ヤギです。

牧場によりますと、5月12日までの1か月で4頭の子ヤギが誕生。なかにはオスの双子もいます。

子ヤギたちは、牧場近くの広場で駆け回ったり、草をはんだりしていて、県内外から訪れた観光客は、その愛らしい姿に魅了されていました。

京都から訪れた人は
「すごいかわいらしいね。何とも言えない」
「こんなところにまさかヤギがいるなんて思わなかったから。かわいらしい」

また、国の天然記念物に指定されている「北限のサル」も出産シーズンを迎えています。むつ市脇野沢地区の「野猿公苑」では、4月下旬~5月15日までに、3匹のニホンザルの赤ちゃんが誕生しました。

これで、「野猿公苑」のサルは総勢52匹となりました。

毛並みが黒っぽいのが赤ちゃんザル。まだまだ、母ザルの胸に抱きついている時間が長いものの、時折、好奇心旺盛に動き回り可愛らしい様子を見せていました。

「野猿公苑」によりますと、「北限のサル」の出産シーズンは6月いっぱい続く見込みで、10月くらいまでは毛並みが黒い赤ちゃんザルを見ることができるということです。