梅雨や台風などの大雨シーズンを前に、大分市で市の職員らが浸水や冠水の被害が想定される地域をパトロールしました。

この防災パトロールは大雨で災害発生のおそれがある、危険な地域の状況を関係機関と共有するため大分市が毎年、行っています。

16日は国や県など6つの機関から35人が参加し、去年8月の台風10号で浸水被害が発生した地域など5か所を巡回しました。このうち、古国府浄水場では参加者が去年3月に設置された道路から水を排出するポンプについて、市の職員から説明を受け災害時の対応方法を確認しました。

(大分市防災危機管理課・尾島千咲課長)「大分市でもしっかりと災害対応する職員の体制を整えて、発生した際には迅速な対応ができるよう努めたい」

大分市では近年、大雨により短時間に河川の水位が上昇し周辺地域が浸水する被害が発生しているため、ハザードマップで危険な場所を確認してほしいと呼びかけています。