「青森みちのく銀行」を傘下におさめる「プロクレアホールディングス」の2024度の決算が発表され、グループ全体で「増収減益」となりました。

プロクレアホールディングスは15日に会見を開き、昨年度の決算を発表しました。

総売り上げにあたる「経常収益」は、有価証券の収益の増加により子会社10社との連結で846億7400万円で、78億円の増収。最終的な儲けである「純利益」は銀行の合併に伴う経費の増加などにより、15億円減益の12億2700万円と「増収減益」となりました。

プロクレアホールディングス 成田 晋 代表取締役社長
「(2025年度は)大幅な増益決算を見込んでおりますので、そういうかたちで合併のシナジー効果を今年度以降は出していける。出していきたいと、そのように思っているところであります」

今年度の業績は、貸出金の利息の増加のほか、銀行の合併に関連した費用が大幅に減少すると想定し、当期純利益は32億円を見込んでいます。