来年度の宮城県内の公立高校入試の募集定員は、少子化により今年度より40人減り、記録の残る1953年以降では過去2番目に少なくなりました。
募集定員の減少は13年連続です。
県教育委員会によりますと、来年度の公立高校入試の募集定員は、全日制が1万3400人、定時制が960人のあわせて1万4360人で、今年度よりも40人減りました。

これは塩釜高校の普通科1学級40人の定員を減らしたためです。

定員の減少は13年連続で、県教委は「少子化の急激な進行を見据えた」などと説明しています。記録の残る1953年以降では過去2番目に少ない募集定員となりました。
学科改編では、栗原市にある岩ヶ崎高校で柔軟な進路選択ができるよう普通科の文系と理系のコース制を廃止します。

公立高校入試は来年3月4日に実施され、16日に合格発表が行われます。