某日。広島県庁内のとある廊下は、レモンの香りで満ちていました。香りのもとを辿ってみると、そこにいたのは、“わがままボディ”の黄色いくまのキャラクター。広島県の観光キャラクター「ひろくま」です。

この日行われたのは、広島の食の魅力を発信する“オリジナル切手セット”の贈呈式。PRキャラクターとして抜擢されたのが「ひろくま」でした。

切手に描かれているのは、お好み焼きに尾道ラーメン、瀬戸内海で獲れる魚を使ったお寿司など、広島の多様な食べ物を頬張る「ひろくま」のすがた。19日から、県内の一部の郵便局で数量限定で販売されています。

広島の観光を盛り上げようと、広島県観光連盟が2023年に発表したのが、この「ひろくま」。“生まれて”まだ1年半ほどですが、SNSのフォロワーが5万人を突破したり、東京・池袋でポップアップショップが開かれたりなど、今じわじわ人気を集めているんです。