今年3月までの1年間に大分空港を利用した人は約190万人で、コロナ禍前の水準に回復しました。
県によりますと昨年度、大分空港を利用した人は191万2000人で、前の年を7万4000人上回り、コロナ禍前の水準に回復しました。
内訳は国内線が181万5000人、国際線が9万7000人で、ともに前の年より増加しています。

路線別では、韓国のソウルを結ぶ便が前の年に比べて1.7倍に増加しました。
利用客が増加した理由について、県は国内線の利用が堅調に推移していることに加え、去年10月から韓国便が増便されたためとしています。
また今後の見通しについて、県は今年4月から台湾便の定期運航が就航したことから、国際線の利用客が増加するのではないかと分析しています。