高校生に交通ルールを守って自転車に乗ってもらおうと、自転車の安全利用を呼びかけるキャンペーンが15日朝、宮城県内一斉に行われました。

このうち仙台市青葉区の仙台二高で行われたキャンペーンには、警察官や生徒らが参加し、登校する生徒にチラシを配り、交通ルールを守ることやヘルメット着用などを呼びかけました。

このキャンペーンは自転車月間の取り組みの一環として、15日朝は県内23か所の高校で一斉に行われました。県警によりますと、今年1月から先月までに県内で発生した自転車が絡む交通事故でけがをした人は145人で、年代別では15歳から19歳が21.8%と最も多くなっています。

仙台中央警察署 光岡隆行交通課長:
「自転車は免許がない人も手軽に乗ることができる非常に便利な乗り物だが、車の仲間として自転車にもルールがある。ルールを守って安全に正しく乗ってもらえれば」

仙台二高では、自転車で登校する生徒のヘルメットの着用率が8割となっていますが、警察は引き続き自転車の利用者に対して、交通ルールを守るよう呼びかけることにしています。