コメの価格高騰が続く中、佐賀市では、地元の農協が小学校にコメ500キロを寄贈しました。

15日午前、佐賀市の東与賀小学校では、JAさが東与賀支所の関係者が児童たちに地元で栽培された「よかよか米」を手渡しました。

コメの価格高騰が続く中、子供たちに給食でたくさん食べてもらおうと、今回、500キロのコメを小学校に寄贈したということです。

全校児童371人の給食で1日に使用するコメはおよそ30キロで、今回贈られたコメは1か月分に相当します。

コメを受け取った男子児童
「ずっしりとした重さで、おいしそうだなって持ってわかりました」

コメを受け取った女子児童
「最近コメが高くなっているのでとてもありがたいです」

JAさが東与賀支所 富吉玉恵理事
「小さい時にしっかり食べて丈夫な体を作ってもらいたい」

農林水産省によりますと全国のスーパーで今月4日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5キロあたり4214円で、前の週より値下がりしたものの依然として高い状況が続いています。