大分県別府市の温泉施設で、売り上げの全額を全国の被災地に寄付するチャリティーイベントが行われています。

この取り組みは東日本大震災や能登半島地震などの被災地を支援しようと、別府市のひょうたん温泉が毎年5月に実施していて、今年で14回目となります。

チャリティー期間中は大浴場や家族湯の利用料のほか、食事代などすべてが寄付金にあてられます。これまでのチャリティーでは約920万円の善意が寄せられていて、被災地の学校の防災備品の購入などに役立てられています。

(ひょうたん温泉・田中仁社長)「子どもたちや先生も大変だと思いますし、いろいろと携わっている人に少しでも使っていただいて、その人のためになれば。『僕たちは忘れていませんよ』ということをお伝えしたい」

ひょうたん温泉は午前9時から深夜12時まで営業していて、チャリティーイベントは16日まで実施されます。