沖縄本島の北部、「伊江島タッチュー」と呼ばれる帽子のような島影を海の向こうに望む本部半島の沿岸に、沖縄観光を牽引する美ら海水族館がある。ここから東シナ海を見渡す景色は、エメラルドグリーンとロイヤルブルーのコントラストが美しい絶景だ。
水族館のシンボルといえばジンベエザメのジンタだが、実はジンタよりもずっと前から観光客を魅了してきた沖縄観光のスーパースターが存在する。ミナミバンドウイルカのオキちゃんとムクだ。
2頭は美ら海水族館の屋外展示の一つ、「オキちゃん劇場」のイルカショーに出演。訪れた観光客を楽しませている。今月、オキちゃんとムクの飼育はなんと50年を超えた。ミナミバンドウイルカの飼育として世界最長記録を更新し続けている。
