ことしも残すところあと5日となりました。官公庁は26日が仕事納めで、沖縄県庁では念入りに清掃する職員の姿も見られ、年の瀬の雰囲気が漂っていました。


戦没者の慰霊や生活保護に関する業務を執り行う県の保護・援護課では26日、多くの職員が通常通りパソコンに向かい業務にあたっていました。

▼職員「意外と汚れていますね。下のところが」

普段は表面しか磨かないという冷蔵庫を中の棚の隅まで丹念に磨くなど大掃除に勤しむ職員の姿もみられました。

▼職員「きょうは全部出して。ちょっと念入りに。新年あたらしく気持ちよく仕事できるようにという思いで拭きました」


多忙だった1年のなかでも戦後80年の節目での沖縄全戦没者追悼式の開催が最も印象的な大仕事だったといいます。

▼県保護・援護課 宮城石課長「課全体、また全庁的に沢山の職員に協力していただいて、なんとか無事に実施することが出来たと思っています。清々しい気持ちもありますし、ホッとしたという気持ちも。両方です」

県庁など官公庁の仕事はじめは来年1月5日となります。