今月12日、岡山県笠岡市の海岸で採取されたアサリから国の規制値を超える「貝毒」が検出されたとして、岡山県は、きょう(14日)付けで県内の関連する漁協に対し、アサリの出荷の自主規制を要請しました。

県内での貝毒の発生は今年初めてです。

県は、県民に対して近隣の海域でアサリを採取して食べないよう注意を呼びかけるとともに、定期調査を続けるとしています。

生物学に詳しい東洋産業の大野竜徳さんは、

「貝毒には何種類かあり、あたってしまうと『麻痺性』『下痢性』などの中毒症状を起こすことがあり、最悪の場合は命に関わるケースもある」

といいます。