父には秘密にしていた養成所入門

高校卒業後、競争倍率22倍の難関を一発で突破しボートレーサーの養成所へと入門。しかし、父には進路を秘密にしていました。

プロボートレーサー​ 中澤英里選手:
「反抗期です。自分がどこまでやれるのか、試したかったという感じで、特に何も言ってなかった」

父・中澤和志選手:
「各家庭いろいろあると思いますけど、あまり喋らなかったので、選手になるのも知らなかったです。(養成所の試験を)受けているのも知らなかったです。マジかみたいな感じですけど」

養成所に入ることができてもプロになれるのは一握り。英里選手は1年間の厳しい訓練を乗り越え、父と同じ舞台への切符を手にしました。

中澤英里選手:
「19年間育ててくれた親への感謝の気持ちを込めて全力で走り抜きます」

父・中澤和志選手:
「嬉しさというよりは同じ道に来たので、後は自分次第でなんとでもなるので、見守るというか、娘ですけど仕事が一緒なだけで、頑張るのは自分なので」