■全日本新体操選手権・最終日(30日・高崎アリーナ)

新体操のシーズンを締めくくる全日本選手権。最終日は女子個人種目別の後半戦となるクラブとリボンの2種目が行われ、日本代表入りを目指す17歳のホープ・鈴木菜巴(なるは)がクラブで銀メダルを獲得し、リボンで5位に入った。

今季、急成長を見せている鈴木(須磨ノ浦高校3年/アリシエ兵庫)は、今大会銀メダル2つ(ボール、クラブ)、銅メダル1つ(フープ)を獲得。前回の銅メダル2つ(フープ、ボール)から躍進し、高校生として挑む最後の全日本を締めくくった。

最終日はクラブの演技からスタート。前日はシニアの大会で味わったことのない観声と拍手に圧倒され「演技が小さくなってしまった」と反省していたが、その会場の雰囲気を力に変えて演技を披露。個人総合でのミスを修正し、持ち味の表現力などで28.000点をマークし2位に。演技後はトレードマークの笑顔を見せた。

続く最終種目のリボンは26.250点で5位とこの種目はメダルに届かなかったが「1年生はコロナで無観客。2、3年生から少しずつ観客が入り、声援がある試合だったので集大成として見てもらえて嬉しい」と高校3年間を振り返った。

今季は世界の強豪が集まったワールドゲームズに出場し、世界の舞台を経験した。9月に開催予定だったアジア大会の日本代表にも名を連ねていたが、新型コロナウイルスの影響を受け来年9月に延期。「出られるはずだった大会が急に目の前でなくなり悔しい。代表になって恥じない演技ができるように練習していきたい」と改めて代表入りを狙う。

さらにその先にあるパリ五輪については「喜田選手や山田選手など私より上手な選手がいるのでついて行けるようにして、代表になりたい」と鈴木は2年後も見据た。

【種目別・クラブ結果】
優勝 喜田純鈴 32.200点
2位 鈴木菜巴 28.000点
3位 山田愛乃 27.400点

【種目別・リボン結果】
優勝 喜田純鈴 31.300点
2位 山田愛乃 28.000点
3位 松坂玲奈 27.300点
4位 田口久乃 26.350点
5位 鈴木菜巴 26.250点