アメリカ大使館で拉致問題を担当する一等書記官が、13日に新潟県佐渡市で拉致被害者の曽我ひとみさんと面会しました。

佐渡市で曽我ひとみさんと面会したのはアメリカ大使館で拉致問題を担当しているジェローム・ライアン一等書記官です。ライアン一等書記官は12日に新潟市中央区で横田めぐみさんの拉致現場を視察していました。

ジェローム・ライアン一等書記官
「私たちは拉致の被害者が1日も早く(帰国)できるように、日本政府の取り組みを支持します、と伝えました」

曽我さんは1978年に佐渡市で母親のミヨシさんとともに北朝鮮に拉致され、ミヨシさんの消息は未だに分かっていません。

曽我ひとみさん
「向こうにいる被害者の方、日本で待っている家族の方も高齢になっていて、本当に大切な時間だとしっかりとお伝えしました」

ライアン一等書記官は曽我さんとの面会後、曽我さん親子が拉致された現場などを視察しました。